ワンランク上のコーディネートを目指すベースボールキャップの見つけ方

1.髪型別、ベースボールキャップの合わせ方

ベースボールキャップは、比較的どのような髪型とも相性が良いです。ただ、その日のヘアアレンジや服装によって、ベースボールキャップのカラーやデザインを変えることで、さらにおしゃれになります。

ロングヘアの場合

ミディアムヘアの場合

髪の長さが肩下までのミディアムヘアの方は、髪を低い位置で1つにまとめてキャップをかぶりましょう。この方法であれば子供っぽい印象にならないため、大人カジュアルな雰囲気になるのです。例えば、ベージュやブラックカラーのワイドパンツに無地のTシャツを合わせ、>ベースボールキャップをかぶります。シンプルで落ち着いた、カジュアルコーディネートの完成です。

ボブヘア・ショートヘアの場合

ボブヘアやショートヘアの方がベースボールキャップをかわいく着こなすには、「耳を出して浅くかぶる」ことがポイントになります。髪を下ろすと耳が隠れてしまう方も、キャップをかぶるときはサイドの髪を耳に掛け、ひと工夫しましょう。具体的には、花柄のロングワンピースにベースボールキャップをかぶり、リュックサックやスニーカーなどの小物を合わせます。髪の毛を耳に掛けていることで、スポーティーなアイテムを取り入れても、ガーリーな印象です。

2.キャップのかぶり方で印象が変わる

キャップのかぶりを工夫するだけで、印象を変えることができます。キャップのかぶり方は主に、「斜めかぶり」「後ろかぶり」「浅くかぶる」などでしょう。斜めかぶりは、ロゴTシャツやサングラス、スニーカーと合わせると元気で活発な雰囲気に仕上がります。後ろかぶりは、少しやんちゃでボーイッシュなイメージがあるため、デニムパンツやサロペット、ボーダーTシャツと相性抜群です。浅くかぶって前髪を見せればガーリーな印象になり、ワンピースやスカートなどの女性らしいアイテムを取り入れても違和感がありません。
また最近では、つばの裏側に色柄が入ったデザイン性の高いキャップも増えているため、キャップのつばを上向きにして色や柄を見せてかぶってもおしゃれでしょう。

3.ブランドでキャップを選ぶなら？

キャップを選ぶ際に「好きなブランドのキャップが欲しい」という方も少なくありません。実際、アパレルブランドやスポーツ用品メーカーからさまざまなデザインのキャップが販売されています。これらのショップからキャップを購入する方法も良いですが、かぶり心地や型崩れのしにくさ、スペックの高さを重視したい場合はキャップを主体として生産しているメーカー・ブランドから選ぶ方がおすすめです。
具体的には、キャップ界の老舗といわれる「New Era(ニューエラ)」や「47Brand（47ブランド）、野球用品で知られる「EBBETS FIELD FLANNELS（エベッツフィールドフランネルズ）などが挙げられます。

4.素材でキャップを選ぶなら？

洋服に生地の風合いや質感の違いがあるように、キャップにもさまざまな素材が使用されています。例えば、「綿素材」「メッシュ」「アクリル」「ウール」「スエット」です。綿素材は吸汗性が高く肌触りも爽やかで、メッシュは夏でも蒸れにくくロングヘアの方にもおすすめの素材になります。アクリルやウールでできたキャップは冬でも暖かく、スエット素材はクッション性があってかぶり心地も良いでしょう。

この夏大活躍！ベースボールキャップの着こなし術5つ

キャップは夏の日差し予防にも役立つだけではなく、おしゃれ度もアップさせてくれるアイテムです。そこで、夏こそ大活躍するベースボールキャップのコーディネートアイデアについてご紹介します。

1.ロングヘアを三つ編みに！簡単にできる夏のイメチェンコーデ

2.夏も流行中の花柄で、女の子の特権を満喫するキャップコーデ

花柄は、春から引き続き人気のアイテムです。キャップにも、大胆な花柄デザインをあしらったものが数多く登場しており、コーディネートのアクセントに取り入れてもすてきでしょう。例えば、トロピカルな花柄キャップに大きめサイズの無地Tシャツを合わせ、デニムパンツをはきます。コーディネート自体はシンプルですが、トロピカル柄のキャップをかぶることで一気に夏らしいスタイルになるのです。

3.大人女子なら、ロングタイトスカート×黒キャップでシック＆クールに

ノースリーブのサマーセーターにロングのタイトスカートを合わせたら、ハットではなくあえてキャップをプラスします。カジュアルダウンしたキャップを取り入れることで、コーディネート全体が堅くなりすぎません。よって、ほどよくすっきりした印象の、大人クールを演出できます。また、足元は細身のキャンバススニーカーか、厚底のスポーツサンダルがおすすめです。

4.そのままランニングできちゃう、スポーツミックスコーデ

5.太めのバギーデニムにキャップを合わせる

ゆったりとしたバギーデニムは、安定感と落ち着きのあるシルエットが特長です。そこでバギーデニムにキャップを合わせて、カジュアルダウンさせましょう。さらに、トップスの丈を短めにして厚底サンダルをはけば、縦長の印象を与えることができスタイルアップもかなえます。

1年中楽しみたい！ベースボールキャップの着こなし術

ここまで、キャップを取り入れた夏におすすめのコーディネートをご紹介しましたが、ベースボールキャップが活躍するのは夏だけではありません。年間を通じてキャップスタイルを楽しむこともできます。また、ベースボールキャップに、アウトドアやカントリー風といったイメージを持たれている方も少なくありません。しかし、キャップの組み合わせ次第では通勤や街歩きなど、タウンユースにキャップを取り入れることも可能です。 ここではオールシーズン実践できる、ベースボールキャップのコーディネートのコツについてまとめました。

1.オールシーズン使える、シンプルなデザインのキャップを選ぶ

2.きれいな色のデニムアイテムに合わせて、ほどよくカジュアルに

ベースボールキャップをカジュアルダウンさせすぎないように、きれい目のアイテムと合わせましょう。中でも、あまり色落ちしていないインディゴブルーのデニムパンツやジャケットがおすすめです。濃い目のインディゴブルーとキャップを組み合わせることによって、カジュアルだけどさり気ないきちんと感を醸し出すことができます。

3.パーティーや女子会なら、ワンピースにキャップを合わせちゃう！

4.大人っぽいストリートスタイルに挑戦！

5.トレンチコートやハーフコートに合わせて「こなれ感」を出す！

ミスマッチかと思いきや、意外にかっこよく決まるのがトレンチコートやハーフコートと、キャップの組み合わせです。オーソドックスなベージュのトレンチコートも、ベースボールキャップをかぶれば一気にこなれた印象になります。また、ロングヘアの方は後ろで髪を1つに結びましょう。髪の毛を1つにまとめることで顔周りがすっきりとした印象になり、ロング丈のトレンチコートを着用していても軽やかです。

6.ハイブランドのロゴキャップで大人ゴージャスにまとめる

30代以上の大人な女性が、ベースボールキャップを使いこなしたいときは、落ち着いたファッションや少しゴージャスなコーディネートにキャップを合わせるのが良いでしょう。
例えば、肌触りの良いテロンとしたブラックのロングワンピースに、ホワイトのキャップ、足元はパンプスで女性らしさをプラスします。ゴールドのアクセサリーや腕時計でさり気ないゴージャス感を出せば、大人な女性でも気負いなくキャップをかぶれるコーディネートの完成です。

おわりに

今回は、ベースボールキャップの着こなし術についてご紹介しました。
本来ベースボールキャップは、髪型や性別、顔立ちなど関係なくどなたでも似合うファッションアイテムです。そのため「今までキャップをかぶって、コーディネートしたことがない」という方でも、ヘアアクセサリーを身につけるような感覚で気軽にチャレンジできます。今回お伝えした着こなし術を参考に、キャップをファッションに取り入れてはいかがでしょうか。