メンズにもレディースにも役立つ、ニット帽のおしゃれなかぶり方

ニット帽の暖かさはわかっていても、自分には似合わないと思っている方が多いようです。確かにデザインによっては、かわいらしい雰囲気になるので自身のイメージに合わないということもあるかもしれませんが、帽子の選び方そして、かぶり方を工夫するだけでガラッと印象が変わります。他の帽子よりもボリュームがあって頭にフィットするからこそ、見た目のコンプレックスを改善することも可能なニット帽をコーディネートに取り入れてみてはいかがですか。

ニットの合う人と合わない人がいる？

帽子も含めて卵型のシルエットを目指す

自分がどのような顔型か意識してみたことはありますか。一般的に理想とされる輪郭は卵型です。丸みと立体感のバランスがとれた卵型の方はどんな帽子も似合うのでニット帽に関しても自由な気持ちでいろいろな商品を試してみてください。
また、日本人に多い丸顔型の方は顔の縦幅より横幅の広さが目立ち顎にも丸みがあるのが特徴です。この場合は、帽子をかぶったときのシルエットが卵型に近づくよう高さの出るニット帽を選ぶとよいでしょう。トップに飾りのあるものや、後ろに傾けておでこを見せるようにするタイプの帽子が合います。
一方、面長型の輪郭を持つ方は高さのでる帽子を避けましょう。ぴったりサイズでかぶれるシンプルなデザインの帽子を選べばバランスがよくなり魅力的に映るはずです。
最後に、エラの張った四角型の方ですが、角ばった輪郭を目立たなくするため帽子にボリュームを出すことをおすすめします。厚めに編まれたニット帽で、かつ柄や色が大胆なものでも全体の収まりがよくなることが多いです。これまでシンプルなものを選びがちだった方もちょっと冒険してみると意外な発見があるかもしれません。

眉や横顔の見えるスッキリとした髪型に整える

ニット帽をかぶっているときは髪で顔が隠れすぎないように気を付けましょう。ニット帽で眉上までが隠れ、そのうえ横顔も見えないと、話しかけづらく清潔感に欠けた印象になってしまいます。ボブスタイルの方は外ハネや内巻きにスタイリングした方が華やかですし、ミディアムなら片方は髪を耳にかける、ロングならあらかじめまとめ髪に結っておくなどニット帽をかぶることを前提にヘアスタイルを整えておくとよいでしょう。

手持ちのニット帽をどう着こなす？

前髪をだすのかしまうのか

ニット帽

ニット帽の着こなしについて考えるとき、前髪を出すのか帽子にしまっておくのかで印象が変わります。男性の場合は、前髪は出さない方が無難です。すっきりとした見た目になるため眼鏡やピアスとも相性がよいです。一方で、前髪を出すと若々しいイメージになるのであえて前髪の出るヘアスタイルにする場合もあります。どちらの場合でも、眉を隠すと威圧感が出てしまうので隠さないようにしましょう。女性の場合も同様に、ニット帽の位置は生え際から眉の間で調節します。髪が隠れすぎると女性らしさが出ないので、ショートヘアで後ろ髪の出ない場合は前髪を出しましょう。そのときボリュームの出るヘアセットにしておくとおしゃれです。

耳を半分隠すタイプが主流になっている

ニット帽をかぶってみるとき、耳を出すのか隠すのかも迷うポイントになります。隠してしまった方がもちろん暖かいですが、重い印象になるので着こなしが難しくなります。反対に、耳を出した場合もすっきりした印象になりますが重心が上がるためバランスをとるのが難しいです。そのため主流となっているのが、耳が半分隠れるようにかぶるタイプです。出すか隠すか迷ったら半分隠してみてください。

商品の特長によってかぶる深さが決まる

かぶる深さを迷うときもありますよね。実は、商品ごとに想定されているかぶり方があるので、ぴったりフィットさせてかぶる方法と上部をくしゅっと余らせてかぶる着こなしの両方を試してみて、シルエットがきれいな方を選んでください。どちらの場合でも、額に合わせる位置が髪の生え際がちょうど隠れるくらいを意識すると無難です。