「帽子×メガネ」はアリ?ニューエラのベースボールキャップコーデが熱い
街を歩いていると、「あ、この人オシャレだな」と感じる人がいます。別に、いかにも高級そうなブランドを着ているわけではないのに、ハッと惹かれてしまうのはなぜでしょう。流行りを敏感に取り入れることができる人は、年齢を問わずカッコいい大人に見えますよね。
オシャレ上級者になるためには、帽子とメガネは必須アイテム。でも、帽子×メガネをうまく組み合わせるのは難しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、メガネをしているときのコーディネート例や帽子×メガネでのコーディネート例をご紹介します。
ちょっとした工夫で休日の大人コーデが一気にランクアップします。帽子とメガネのイマドキ着こなし術を取り入れてみませんか?
メガネをしているときのコーディネートとは?
「メガネ男子」というキーワードが一般的になったことからも明らかなように、ここ最近、メガネをオシャレアイテムの1つとして扱うことが多くなってきました。メガネをかける=知的・クール・落ち着いた雰囲気というように、メガネをかけることで、清潔感のある真面目な印象をつくることができます。またメガネは、例えばちょっと怖そうな印象を和らげるエフェクトとしても効果的であり、コーディネートに合わせることで自分のイメージを大きく変えてくれるアイテムでもあります。モテるメガネ男子を目指して、メガネとのコーディネート成功例をチェックしてみましょう。
柔らかく、優しい雰囲気を与えたいときは、フレームの細い、ラウンドフレームのメガネと白などシンプルな色のトップスやパンツを合わせるのがおすすめです。また、股下の深いサルエルパンツなど、ゆったりとしたファッションと組み合わせて不思議系にしてみるのも面白いですね。
そしてアート系な方には、ボストン形の、レトロな縁ありメガネがおすすめです。フレームの色も、少しヴィンテージ風なものを選べば、個性的な柄のニットなどを合わせても軽薄な感じにならず、品よく落ち着いたイメージを与えます。
一方で、スクエアフレームは凛とした表情をつくるメガネなので、クールな大人の休日スタイル用に最適。トップはネクタイに、あえてブーツとジーンズを掛け合わせれば、一味違う大人のくずし感が出てきます。もちろん、スーツスタイルなど、知的な印象を出したいときの助っ人アイテムとして便利です。
カジュアル感を出すなら、スクエアフレームより縦幅の広いウェリントン型メガネがおすすめです。 ベースボールキャップと合わせてデニムシャツを羽織るだけのシンプルコーデにぴったりです。また、ショートパンツと合わせる場合にも、メガネの縁に黒などの締まる色を使えば、全体のコーディネートがゆるくならずに、ほど良いきちんと感がプラスアルファされますよ。
ボストン型やウェリントン型といった、大きめのフレームのメガネは、コーディネートのアクセントとしても使えます。シンプルなTシャツと裾の広いバギーパンツなどの組み合わせにプラスしたり、ピアスやネックレスと合わせたりして、遊び慣れたモテ男コーデに挑戦してみるのもアリですね。コーデに合わせて3~4種類メガネをそろえておくとさまざまなスタイルが楽しめますよ。
帽子×メガネ」はアリ?
帽子とメガネはどちらもコーディネートのアクセントになるアイテムです。この2つを使いこなすなんて、かなりハードルが高いのでは?オシャレ上級者しか無理なのではないか?という先入観がある方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、そんなことは全く心配しないでください。ぜひ、女性がネックレスやイヤリングをつけるような感覚で気軽に試してみていただきたいのです。
メガネは、そもそも顔まわりの印象に変化をもたせてくれる重要なアイテムですよね。例えば芸能人でも、メガネを外した途端、あれ?こんな地味な顔だったの!?と驚いたことはありませんか。これは、メガネを効果的に使って自分の存在感をアピールしている1つの例といえます。
例えば、彫りが深い顔立ちを少しスタイリッシュな印象に変えたい、と思ったら、細いメタリックフレームのメガネが有効でしょう。反対に、あっさりとしすぎて、印象の薄い顔立ちを目立たせたいときは、フレームの厚いボストン型メガネをかけてみましょう。そうすれば、顔全体の印象がぐっと強くなります。さらに、帽子もメガネと同様の働きをしてくれます。デザインを効果的に選べば、その人の印象をさまざまに引き立ててくれますし、シンプルになりがちなコーデにほど良いスパイスを加えてくれます。さらに頭の形を隠したり、小顔に見せたりと大活躍のアイテムです。
このように帽子とメガネはコーディネートの補助的な役割を担ってくれる便利な装飾品ですが、やみくもにメガネと帽子をかぶればいいのか、というと、そういうわけでもありません。この2つはネックレスとイヤリングと同じで、バランスを考えて身につけないと、主張しあってしまい、ちぐはぐなコーディネートになりがちです。そのためには、まず、帽子の種類とメガネの種類をしっかり把握しておく必要があります。
まず、帽子から確認していきましょう。形状の違い、という視点から見えたとき、帽子は大まかに4種類に分類することができます。帽子にはさまざまな分類方法がありますし、キャスケットなど含まれていない帽子の種類もあるので、ほんの一例として捉えていただけると幸いです。さてこの4種類に話を戻しますが、ボリュームが大きい順に並べると、ハット、ハンチング、キャップ、ニット帽の順番になります。
ハットはツバがまわりにぐるりとあって、ボリュームが大きいため、メガネとのバランスをとるのは少々難度が高めになります。
ハンチングはハットに比べると、帽子自体の分量は少なめですが、目深にかぶるタイプの帽子なので、それ自体で顔まわりの印象を変化させることができます。そのため、同じ効果をもつメガネと合わせるのには少し工夫が必要です。
一方で、ベースボールキャップやニット帽は帽子それ自体の主張がそこまで激しくないので、メガネとも合わせやすい帽子です。
特にキャップ帽は、例えば、色のついたサングラスなど、奇抜な種類のメガネとも合わせることができます。さらに、メガネ自体の個性を前面に出したいという際には、ツバを後ろに向けてかぶると顔まわりのバランスを調整できます。ベースボールキャップをうまく用いれば、コーディネートの幅がぐんと広がりますよ。
ここまでメガネと、帽子の種類を確認してきました。この項目を少しまとめておきましょう。メガネや帽子というのはあくまで、顔まわりを際立たせるための装飾品です。そのため、本当に自分の顔にあったものを選ぶことが大切です。そして、それらを上手に選ぶためには、自分の顔の輪郭や眉の形、目の大きさや鼻の高さなどを大まかでも良いので分析していくことも必要です。そうすると、自分に似合うメガネや帽子がおのずとわかるようになるはずです。次の章ではメガネと帽子の組み合わせをいくつか例として挙げておきたいと思います。その組み合わせが似合うかどうかは、それぞれの顔の特徴によりますが、参考にしていただければ幸いです。
「帽子×メガネ」にぴったりの帽子とは?
帽子とメガネはそれぞれの特長を押さえれば、鉄板のコンビネーションになります。それでは帽子×メガネのベストセレクションを見えていきましょう。
まずは、クラシカルで大人の色気をさりげなくアピールできるハット系から。ハットには、ツバが360度ありますよね。帽子のなかでもボリュームが大きいので、メガネと合わせる場合には、メガネを引き算に使いましょう。ツバの幅が広いタイプのハットはそれだけで主張が強いので、メガネはフレームの細いラウンドタイプと合わると全体的なバランスがとるでしょう。また、シャツジャケットやラージサイズのニットなど、ルーズなアウターでゆるい印象を与えつつ、ツバの短いカジュアルなハットや縁のあるボストン型メガネなどを合わせると、かわいらしいコーディネートになります。
また、細身のジャケットやコートと合わせるならば、ソフトハット(中折れ帽)が良いでしょう。フレームの軽い、ウェリントン型メガネをかければ知的な雰囲気を演出できますよ。ハット系には、ボリュームがあるものや個性的すぎるタイプのメガネより、シンプルなものがベターです。
次に ハンチングやベレー帽にあうメガネについて見ていきましょう。このタイプは、スクエア型やハーフスリム型(縁なしメガネ)などのシャープなメガネとの相性が良いとされています。ハンチングやベレー系も、ハットほどではないにしろボリューム感があって丸みのある型です。そのため、スクエア型のメガネなどでバランスをとると、顔まわりをすっきり見せることができます。ただし、ハットやハンチングはメガネとのバランス調整が難しいので、コーディネートの難易度はやや高めといえます。
そのため、帽子とメガネのコーデに慣れていない方はキャップやニット帽から慣らしていくのが1番の近道です。夏場はあまり出番のないように思えるニット帽ですが、最近はサマー仕様のUVカット生地のものもありますよ。コットンなど、柔らかい素材でできたくしゅくしゅニット帽にボストン型やラウンド型のメガネを合わせると、気さくで柔らかい印象を与えることができます。
手持ちのメガネでも簡単にコーデが楽しめるのがキャップです。特にニューエラをはじめとするベースボールキャップのブランドでは、ベースボールチームのロゴが入った定番のものから、キャラクターとのコラボデザイン、ゴルフキャップなど幅広いラインナップが取りそろえてあります。自分にあったデザインを選ぶことができますし、キャップは主張しすぎない帽子のため、フレームの厚いウェリントン型やカラフルな立体型(フォックス型/バタフライ型など)と合わせてもオシャレになります。
優しげな顔立ちなら、キャップをかぶるとさらに幼く見えてしまう場合があります。そんなときはサーモント型やハーフスリム型などを合わせてバランス調整してみましょう。ぐっと大人っぽい雰囲気になりますよ。
このように、キャップはオールラウンダータイプで比較的簡単にメガネと合わせやすい帽子です。ただし、重く見えてしまうためあまり目深にかぶらないように気をつけましょう。メガネと合わせる際は、おでこが見えるように、ツバを少し上げ気味にしてバランスをとると良いでしょう。
「帽子×メガネ」コーディネートの注意点
帽子とメガネのコーディネートの章でも少し触れさせていただきましたが、いくつか注意点があります。繰り返しになってしまいますが、帽子とメガネはあくまで顔まわりのアクセントです。全体のバランスが崩れる様な使い方は控えましょう。 女性は、化粧とファッションを同じ系統のものでそろえる、装飾品のボリュームの量を調節する、などをごく自然に行っていることが多いでしょう。清楚なスタイルなら真珠系のイヤリングでそろえる、装飾の多いネックレスをする場合は、シンプルなファッションにするなど、バランス配分を計算していますよね。帽子とメガネもそのニュアンスで調整してみてください。例えば、きっちり目のスーツ、銀縁のシャープなメガネのコーディネートにスポーティーな帽子をかぶるのには違和感がありますよね。またハット>など、ボリュームのある帽子に、縁の厚い、それ自体で存在感のあるメガネを掛け合わせるとします。すると、そこに意識が集中し、顔まわりの主張が激しくなってしまい、やぼったい印象を与えます。引き算と足し算を考えたチョイスが肝心です。
そして、帽子やメガネの色選びも慎重にしたい点です。男性は女性と違いって、カラー展開がそれほど豊富ではないので、ファッションも黒・白・赤といった原色系か、紺・グリーン・ブルー、チャコールといった寒色系が一般的です。コーディネートの達人は、帽子やメガネを差し色として使いこなしています。例えば白系のトップスに黒のスラックスのシンプルなコーデなら、黒のキャップで上下とのバランスがぐっと引き締まります。また、寒色系の服を着ていたら、黄色を帽子かメガネに取り入れると良いでしょう。服の色を基準にして、帽子とメガネのバランスを調整してみてください。全体のシルエットに統一感をもたせるコーディネートを目指してみてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?服とメガネのコーディネート例を具体的に紹介しながら、ポイントをまとめてきました。上級者と思われがちな帽子とメガネの組み合わせも、バランス調整を考えながら、また、この記事に記載した具体例を参考にすれば、難しいものではありません。
うまく使いこなせれば、立派なファッションの上級者です。キャップはメガネのフレーム問わず使えるアイテムですので、初心者の方はここからスタートしてみてくださいね。
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