ヘッドサイズを測る前に、まずは「キャップをどのようにかぶりたいのかを頭の中でイメージしてみましょう。それによって、頭囲を測る場所が少し違ってくるからです。
一般的に、キャップには大きく分けて2つのかぶり方があります。1つめは水平に深くかぶる方法、2つめは少し浅めにかぶる方法です。

それでは、いよいよ測定していきましょう。まずは、水平にかぶるときのヘッドサイズから測定します。この測定方法が最も一般的な方法です。最初に、おでこの中央と後頭部のでっぱり部分のこの2カ所をポイントにおきます。そして、柔らかい巻き尺などでぐるりと1周してサイズを測りましょう。巻き尺が自宅にない方はひもなどで代用して印をつけ、定規で測ってもOKです。
次に、浅めにかぶる際のヘッドサイズを測りましょう。こちらはややツバを上げ、後ろはやや首の付近までずらしてかぶるため、巻き尺のポイントが水平のときと違ってきます。目安としては、頭頂部と目線の中間より少し下と、耳の付け根の少し上をポイントにおきましょう。測ってみれば一目瞭然ですが、浅めにかぶる測定ポイントの方が数cm大きくなるはずです。
1人で測る場合は、メジャーやひもが浮いてしまうことのないように、鏡などでしっかり確認しながら行います。巻くときに力を入れすぎたり、力を抜きすぎたりしても正確に測定できませんのでご注意ください。

トレンドを押さえておきたいなら、断然、浅めのかぶり方がイチオシです。なぜなら、しっかりとかぶるよりも、活動的でこなれた雰囲気を作り出すことができるからです。髪の毛が帽子から少し見えるので、無造作なヘアをアピールすることもできます。
また、浅めのかぶり方はストリート系ファッションやカジュアル路線で決めたいときに使うことができます。男性も、ロングの方やパーマなどのヘアスタイルなら、コーディネートの幅が広がります。

メンズもレディースも大人の落ち着いたカジュアルを引き出したいなら、深めキャップはいかがでしょうか。ニューエラのキャップは頭の形をきれいに見せる効果があります。頭の形はもちろん、キャップのタイプによっては、浅めより深めにかぶった方が顔まわりのバランスが取れる場合があるのです。

髪型の視点からいいますと、ワンレングスや前髪をあまり作っていない人は、深めにかぶる方が似合います。というのも、前髪がない状態で浅めにかぶるとおでこが強調されすぎてしまい、アンバランスな印象になってしまいがちだからです。
男女問わず、深めにかぶると、ぐんと大人な雰囲気が出やすくなって、クールな印象を与えることができますよ。

それでは、ニューエラのサイズ表記の知識と選び方をご説明します。ニューエラキャップのツバには、サイズ表記のあるシールが貼られています。そのため、基本的にはそれを目安に選んでください。その際に気をつけていただきたいのが、サイズ表記はすべてインチで記されているということです。
ネットなどで検索すると、インチとcmが分かりやすく一覧になっている表がありますので、それらを参考に自分の頭のcmに近いサイズを確認してください。例えば、成人男性の一般的な頭囲サイズは約57cmといわれていますので、ニューエラサイズ表記では7 1/4から7 3/8のインチに該当します。女性ですと、54cmから55cmが平均値とされていますから、6 7/8から7インチサイズが当てはまります。
ニューエラキャップシリーズの9FORTYや9FIFTYなどはアジャスタブル機能がついており、調節可能です。