帽子、キャップのトップメーカー☆「ニューエラ」ブランドの魅力|LOCKER ROOM vol.25 | ベースボールキャップ通販|アンドロッカーズ / &LOCKERS

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帽子、キャップのトップメーカー☆「ニューエラ」ブランドの魅力

「ニューエラ」ブランドの魅力

キャップを日々のコーディネートに活用している方なら、「ニューエラ」の名前を一度は聞いたことがあるでしょう。「ニューエラってどんなブランドなのだろう?スポーツ用品?それともファッションブランド?」と、疑問を持った方もいるかもしれません。
そこで今回は、「ニューエラ」について、メーカーの歴史や各モデルの特徴、愛用している有名人などを取りあげつつ、その魅力を徹底的にご紹介します。

ニューエラってどんな帽子メーカー?

今では「キャップといえばニューエラ」というイメージが一般化しましたが、ニューエラとはどのような帽子メーカーなのでしょうか。まずは、その歴史からご紹介します。

1920~1990年代

1920~1990年代

1920年、アメリカのバッファローでエルハルド・クック氏によって創業された「Eクック・キャップ会社」という帽子メーカーが、ニューエラの前身です。1922年に社名をニューエラ・キャップと改称し、当時は主にメンズ用のカジュアル帽子の生産を中心としていました。現在ニューエラ製品の主流になっているスポーツキャップの生産は、この頃はまだ行われていません。

ニューエラがスポーツキャップの生産に乗り出したタイミングは1932年のことで、ちょうどアメリカ国内で野球の人気が高まっているときでした。そして1934年、ニューエラ初のベースボールキャップが誕生します。「クリーブランド・インディアンス」という球団の公式キャップです。
しかし、その頃はリーグ単位での独占ライセンス契約という概念がなく、毎年さまざまな帽子メーカーが各球団の受注を競っている状態。大量に速く生産することを優先するメーカーが増える中、ニューエラは一貫して「クオリティー最優先」という姿勢を崩すことはありませんでした。

メーカー間の激しい受注競争が続く中、少しずつニューエラのキャップの品質が野球界でも高く評価されるようになり、やがてメジャースポーツに製品を供給する唯一の帽子専門メーカーとなります。そして1954年、現在も愛され続ける名モデル「59FIFTY」が誕生し、1993年にニューエラはMLB全チームの帽子を独占的に製造・販売する権利を得ることになりました。

1990年代後半以降

それまでカジュアルキャップ、スポーツキャップの生産を主に行ってきたニューエラですが、ファッション業界とのつながりが生まれたのは1990年代半ばごろのことでした。
当時アメリカのカルチャー・アイコン的存在だった映画監督スパイク・リー氏が個人的にオリジナルキャップを発注したのです。この出来事をきっかけにスパイク氏との親交が始まり、ニューエラはファッション界・カルチャー界の関係者の間でも人気を得ていきます。
現在のニューエラを象徴する「フラッグロゴ」と呼ばれる企業ロゴマークが生まれたのは、ちょうどこの時期である1997年のことでした。

1990年代後半以降

そして2000年代に入り、ニューエラは海外法人の設立にも力を入れていきます。この頃には短期間でカナダ、イギリス、オーストラリア、そして日本に現地オフィスを開設しています。

2006年には、創業地であるバッファローに再び本社を移設。ニューエラは文字通り、アメリカはもとより世界を代表する品質・ファッション性を兼ね備えた帽子メーカーとなりました。

現在では日本、韓国、オーストラリアの野球リーグの帽子も取り扱っており、NBAやNFLなど名だたるアメリカンプロスポーツキャップの公式プロバイダーも務めています。

プロスポーツ用の帽子を幅広く生産するニューエラ

プロスポーツ用の帽子

ニューエラといえば、スポーツ競技のキャップを作っているメーカーというイメージが強いかもしれません。しかし、どれほど幅広い競技・カテゴリにキャップを提供しているか詳しく知らないという方もいらっしゃるかもしれません。

ニューエラが公式キャップを製造しているスポーツジャンルについてご紹介します。

アメリカ

・メジャーリーグ・ベースボール(MLB)
・ナショナルホッケーリーグ (NHL)
・ナショナル・バスケットボール・リーグ (NBA)
・ナショナルラグビーリーグ(NRL)
・ナショナル・フットボール・リーグ (NFL)
・ナショナル・ラクロス・リーグ(NLL)
・大学スポーツ(200校以上)

ニューエラといえば野球の帽子という印象も強いでしょうが、アメリカでは野球以外のスポーツにもこれだけ帽子を提供しています。もはや「スポーツキャップといえばニューエラ」という存在であるともいえるでしょう。

日本

日本野球機構(NPB)

日本野球機構(NPB)

日本の国民的スポーツであるプロ野球とも、ニューエラはライセンス契約を結んでいます。その影響で、かつての「野球帽は子供のもの」というイメージから、大人がタウンユースに活用できる帽子としてプロ野球のキャップが再び市民権を得つつあるといえるでしょう。

また、プロ野球ファンがファッションアイテムとして身につけられる各球団のクラシックモデルなど、オシャレでカッコいいプロ野球モデルも充実しています。

韓国

韓国野球委員会(KBO)
日本・アメリカ同様に野球人気が高い韓国でも、ニューエラは2008年より韓国プロ野球リーグのKBOとライセンス契約をしています。もし韓国旅行に行ったことがあれば、現地で「ロッテジャイアンツ」「サムスンライオンズ」などのキャップを街で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか

オーストラリア

オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)
ビッグ・バッシュ・リーグ(BBL)
ニューエラがいち早く現地オフィスを開設した国の1つ、オーストラリアで2010年に発足したプロ野球リーグとも、ニューエラはライセンス契約を結んでいます。また野球以外では、オーストラリアで特に盛んに行われているクリケットのプロリーグ、BBLにも帽子を提供しています。

このように、世界各国のプロスポーツでニューエラの帽子は欠かせない存在となっており、名実ともにスポーツの世界における代表的なキャップといえるでしょう。

スポーツだけじゃない、ニューエラ・キャップの魅力

現在活躍しているスポーツ選手のみならず、数々の著名人やセレブたちに愛されているニューエラ・キャップ。ファッションアイテムとしても活用の幅が広いニューエラ・キャップは、どのような人たちに愛用されているのでしょうか。

あの人もニューエラ・ファン!(海外セレブ編)

海外セレブ(1)

さまざまなジャンルのセレブから支持されるニューエラ・キャップ。愛用者としてよく知られているセレブには、こんな方人たちが…!

・イングランド出身の元プロサッカー選手で、現在はモデルなども務めるスポーツ&ファッションのアイコン的存在
・長くニューエラ・キャップを愛用する、NYブルックリン出身の世界的人気ラッパー
・少年時代から抜群のスター性と歌唱力でショービジネスをリードしてきた、カナダ出身のポップ・シンガー
・映画監督や脚本家も務め、日本でも人気を誇るハリウッドの演技派俳優

海外セレブ(2)

この他にも、テレビやインターネット・雑誌などで海外セレブを見かける機会に「この人もニューエラを愛用しているんだ!」と、意外な発見が生まれることもあります。

セレブウォッチングを趣味にしている方なら、誰がニューエラの帽子をかぶっているか探してみることも楽しいかもしれません。

あの人もニューエラ・ファン!(日本の有名人編)

日本の有名人

もちろん日本でも、ニューエラ・キャップはストリートカルチャーのアイコンとして注目を浴びる存在です。日本の有名人では、どんな方がニューエラを愛用しているかみていきましょう。

・ファッションリーダーとして数々のトレンドを創造し続け、息長く活躍している女性トップシンガー
・卓越した歌唱力と表現力で一躍スターダムに駆け上がり、国際的にも活躍する男性4人組バンドのボーカリスト
・フォトジェニックなファッションアイコンとおとぼけキャラのバラエティーアイドル、2つの顔で愛される国民的ハーフモデル
・男女混成ダンス・ボーカルユニットのフロントマンを務め、俳優としても活動する爽やかイケメンシンガー&パフォーマー

ファッションリーダー的な存在の方たちばかりですね。女性アイドルグループのメンバーがプライベートでニューエラを使いこなしている姿などがブログやSNSで見られることもあり、日本でもオシャレさと機能性で幅広い層にニューエラ・キャップが親しまれていることがわかります。

もっと語りたい!ニューエラの魅力

ニューエラは豊富なラインアップと、多彩なデザインで世界的に人気を集めています。
ここではニューエラ・キャップの定番・人気モデルや旬のデザインバリエーションなど、その魅力をさらにディープにご紹介します。

人気のラインアップ

ニューエラ・キャップのバリエーションは主に、4つのシリーズから成っています。

【1】59FIFTY

ニューエラのスタンダードモデルというべき、定番中の定番。1954年に登場して以来、ほぼスタイルを変えることなく現在まで生産され続けています。MLBの選手が全員フィールドで使用している公式キャップとしても有名です。

【2】9FIFTY

59FIFTYと同じスタイルで、後ろにアジャスターが付いてサイズを調整できるようにしたモデル。スナップバックという微調整も可能なアジャスターは、後ろかぶりしたときにもワンポイントとなるため、ファッションアイテムとしても特に高い人気があります。

【3】9TWENTY、9TWENTY Short Visor

浅くかぶるスタイルが好みの方向けの、かわいく決まって女性にもよく似合うモデル。ツバが曲がったスタイルはクラシックイメージがあり、スマートカジュアルなどに合わせるタウンユースにもぴったりです。アジャスターベルト付きで、サイズの微調整ができる点もうれしいですね。

キャップだけじゃない!?ニューエラの多彩なデザイン

ニューエラの帽子は、デザインや色・柄のバリエーションがとても豊富です。同じシリーズでも素材や色が異なるものや、キャラクターモデルやアーティストとのコラボモデルも多数発売されているなど、非常にバラエティーに富んでいます。
男女や世代を問わず、さまざまな好みに応じて選べる点は従来のスポーツキャップの域を超えているといっても過言ではありません。すでに何個かニューエラ・キャップを持っている方でも、新モデルが登場すればうっかり欲しくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
同デザインの色違いなども数多くあるため、地色が同色でマークの色だけが異なるMLBの球団キャップなどをカップルでおそろいにしてかぶれば、さりげないペアルックも楽しめるでしょう。

ニューエラのリュックサック

また、「ニューエラといえばキャップ」というイメージが定着していますが、実はその他にもウエアやバッグ、ハットなど、さまざまなアイテムが充実しています。最近では、スポーツミックスコーディネートの流行に乗って、キャップとリュックサックをニューエラでそろえるスタイルが人気です。
他にも「キャップ専用収納バッグ(キャップキャリア)」や「汚れ落とし用ブラシ(キャップブラシ)」などのケアアイテムも集めたいところですね

ニューエラのニットキャップ

そして、ベースボールキャップの次におすすめしたいニューエラのアイテムといえば「ニットキャップ」でしょう。

折り返してかぶるタイプや折り返さないタイプ、またトップにポンポンが付いたタイプなど、ベースボールキャップに負けないほど数多くのバリエーションがそろっています。ニューエラのニットキャップには、MLB球団のマーク入りモデルもいくつかあるため、普段ベースボールキャップで球団モデルを愛用している方が冬用に使うにもぴったりです。

ニューエラ・ファンならベースボールキャップに限らず、さまざまなアイテムをニューエラでそろえることができれば、コーディネートの幅が広がりますね。

おわりに

今回は、知れば知るほど好きになるニューエラ・キャップの魅力についてご紹介しました。世界中で愛されるニューエラ・キャップですが、世代を問わず「オシャレさ」「ファッションアイテムとしての完成度の高さ」に注目して選んでみると、新しいオシャレの発見があるかもしれません。
例えば、お父さん世代もニューエラのゴルフキャップに替えてさっそうとラウンドすれば、「オシャレですね」「いいものを選んでいますね」と一目置かれることもあるのではないでしょうか。また、小さい子供がいる方も、お散歩用の帽子をニューエラ・キャップにして普段着とのコーディネートを楽しむこともできます。
キャップ1つあればどなたでも日々のオシャレにひと工夫できるようになることが、ニューエラ・キャップ最大の魅力かもしれませんね。



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