カジュアル要素をちょい足し!メッシュキャップを取り入れたコーデをご紹介
みなさんはメッシュキャップを持っていますか?
「メッシュキャップは子供のかぶるもの」というイメージが先行して「もう大人だから今は持っていない」という方が多いかもしれません。
しかし、メッシュキャップは機能(通気性)だけでなく、程よい「抜け感」がプラスできるアイテムだということをご存じでしょうか。
今回は、毎日のコーデに意外と役立つメッシュキャップにスポットを当て、大人がカッコよく使いこなせるメッシュキャップの活用法についてご紹介します。
メッシュキャップとは?
「メッシュキャップ」がどんなキャップなのかすぐに思い浮かべられる方も多いでしょうが、聞いてすぐには具体的なイメージが思い浮かばないという方も少なくないはずです。
そこで、まず「メッシュキャップ」がどのようなものかをご紹介します。
メッシュキャップとは?
帽子のパネル(本体)部分がメッシュ素材でつくられた、主に通気性を重視したキャップを指します。
かぶる部分が「網」のような空気をよく通す生地でできたキャップと説明すると、イメージしやすい方もいるのではないでしょうか。
コーディネートにアクティブな印象をプラスできるほか、機能的にも蒸れにくいため、高温多湿な夏には特に最適です。
メッシュキャップはどんなデザイン?
メッシュキャップのデザインは、従来の布帛(ふはく)のキャップとそれほど変わりありません。
前面のツバが真っすぐで直線的なものもあればカーブしているものや、前面に硬い芯が入っているもの、そうでないものもあります。
このように、さまざまなデザインバリエーションが存在するので、メッシュキャップは一つ持っていればOKというわけではなく、複数のデザインのものをファッションに応じて使い分ける工夫も楽しいでしょう。
子供っぽくならないかぶり方
メッシュキャップといえば、小学生の頃にみんなかぶっていた野球帽などをイメージする方も少なくありません。そのせいか「子どもっぽい」という印象を持つ方もいるようです。
しかし、大人がかぶってもスタイリッシュに決まるファッショナブルなメッシュキャップも多く、そのような心配はまず必要ないといえるでしょう。
ここでは、大人がおしゃれにメッシュキャップを使いこなすコツについてお伝えします。
浅くかぶる?深くかぶる?
一つのキャップでも、かぶり方によって印象を大きく変化させられる点がメッシュキャップの特長です。
浅くかぶって前髪を出せば、カジュアルでソフトなかわいい印象になります。
深くかぶるときには思い切って前髪をすべてキャップに入れて隠すと、目力が増して大人っぽくなります。
メッシュキャップには透け感があり、前髪を隠してもその存在を意識しやすいため、ファッションのテイストに合わせて前髪を下ろしたり隠したりする工夫もしやすいでしょう。
前向き?後向き?
メッシュキャップを後ろ向きにかぶると、元気でやんちゃな印象になります。
例えば、パーカ+スキニーデニムに合わせれば、若々しく笑顔が似合う「明るくて人当たりの良い人」のような印象を与えられるでしょう。
一方で、後ろ向きかぶりのテクニックとして「あえてシックで大人っぽいカジュアルファッションに合わせる」という手もあります。
白いTシャツに綿や麻のソフトジャケットを羽織り、紺のチノパンにローファーなどを組み合わせる誠実みあふれるコーデに、あえて後ろ向きかぶりのメッシュキャップを合わせてみましょう。
少し清潔感に偏ったコーデですが、キャップ一つで良い意味での「着くずし感」が加わり、誠実なイメージに加えて気取らない、気さくな印象を与えられます。
メッシュキャップを前向きにかぶるときは、しっかり目深にかぶればキリッとカッコよくなり、浅くかぶればさわやかで軽快感を出せます。
前髪を出す?出さない?
メッシュキャップの裾から前髪を出すか出さないかは、特に悩みどころですね。
前髪を入れる場合でもあまりワイルドな印象を与えたくないときは、浅めにメッシュキャップをかぶると爽やかで涼しい表情に見せることができます。
また、前髪を出すときには目線にかかるほど長さがあると、いわゆる「原宿系」のジェンダーレスな男の子のようにシャイすぎる印象になりがちです。
前髪を出すときも、しっかり表情がわかる長さにとどめておくことが、子どもっぽく見せないポイントです。
女性もお手本に!メッシュキャップをスタイリッシュに見せる
メッシュキャップは、暑く湿気の多い季節にも涼しさを加えられ使いやすいため、男性に限らず日焼けが気になる女性の方も積極的に活用したいアイテムです。
ここでは、メッシュキャップをよりスタイリッシュに、センスよく使いこなすポイントをご紹介します。
アイテム同士の色を合わせる
難易度は高くないものの、コーディネートに抜群の「抜け感」を出せるテクニックです。
方法は実に簡単で、メッシュキャップと足元のスニーカーやシューズ・サンダルの色を合わせるだけです。
この工夫一つで、視線のバランスが保たれてコーディネートに統一感が出ます。
「やんちゃ風ファッションなのに、どこか知的に見える」というスタイルを街で見かけたら、この方法を取り入れていることが多いかもしれません。
キャップを含め、全身をモノクロコーデに抑える
カジュアルなのに落ち着きを感じさせられるコーディネートといえば、やはり「全体を黒系でまとめる」方法でしょう。
ただし、カラスのように全身真っ黒の黒装束になっては逆に違和感が先行してしまいます。
上から順に、黒キャップ→白Tにグレーのカーデを羽織る→デニム→白スニーカーというように、モノトーンで統一すると大人っぽくきちんと感のあるカジュアルになります。
この方法を取り入れる場合は、メッシュキャップのカラーは断然黒がおすすめ。帽子が視線のアクセントにならないほうが、大人っぽさが出ます。
キャップをアクセントカラーに
全身の服装をダークでシックにまとめつつ、頭頂部のメッシュキャップだけをビビッドで目を引く差し色(アクセントカラー)にします。単調になりがちなダークカラーのコーデに、スパイスを加えるイメージです。
全身の服装を決めた後「これでは少し地味かな…?」と思ったときなどに、気分転換のような意味合いで試してみると、気分も上がるかもしれません。
ロングヘア女子こそ、後ろかぶりで差をつけよう
ロングヘアの女性は特に「キャップは似合わない」と敬遠しがちなものです。
全身の服装を決めた後「これでは少し地味かな…?」と思ったときなどに、気分転換のような意味合いで試してみると、気分も上がるかもしれません。
しかしメッシュキャップなら、ロングヘアの特徴である縦長効果を損なわず、さりげなくアクティブな印象を加えられます。
髪の長い女性がキャップを使いこなすには、髪を下ろした状態で後ろ向きにかぶることがポイント。ツバが前の位置にあるとヘアスタイルに集まる視線が分断されてしまい、せっかくの縦長効果がダウンしてしまいます。程よく透け感のあるメッシュキャップを後ろ向きにかぶれば、ロングヘアの頭頂部から毛先までの縦長な印象を損なわないため、スタイリッシュで大人っぽいイメージを保ちながらカジュアルダウンできます。
育児中のママにもおすすめ!
子育て中のママさんのお悩みといえば、子どもさんを公園やお散歩に連れて行くときの日焼けや暑さ。
かわいい子どもさんの健康管理はもちろん第一ですが、ご自分の熱中症や紫外線もしっかり予防しなければなりません。
紫外線対策を第一に考えて、外出時の帽子にツバが広いハットタイプを選ぶママさんが多いのですが、ここでもう一つお悩みが生まれてしまいます。
それは「帽子を子どもが面白がって引っ張ってしまう」というもの。
お母さんがいつもと違う格好をしていると途端に興味を示すのが子どもの常です。
目立つものや動くものを身につけていると真っ先に触ろうとするのだとか。
無理に背伸びをしたり飛び上がったりして、子どもさんが危険な目に遭っては大変ですね。
子どもたちの安全に最大限の配慮をしつつ、おしゃれ心を損なわず快適に外出できる帽子選びを考えるなら、通気性・機能性にすぐれていて、おしゃれでカッコいいメッシュキャップは最適です。
おわりに
今回は、難易度の高いアイテムと思われがちな「メッシュキャップ」を、カッコよくスタイリッシュに活用する方法についてご紹介しました。
コーディネートするには一見難しそうに思えても、メッシュキャップの機能性の高さは誰もが認めるところです。「快適だから使いたいと思うけれど、おしゃれにかぶる方法が思いつかない…」とお悩みだった方も、これを機会に季節のアイテムとして加えてはいかがでしょうか。
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